コンピュータリテラシー1

目標

• グラフの作成
• 表の操作

Calcでソートをしてみよう．

次のデータをコピーしてCalcの表にせよ．

Calcでは，データの並び替えをすることができる．「データ」→「並び替え」

• 「英語」の右となりの列に，各人の合計得点を計算せよ．
• 合計得点の順番に行を並び替えよ．
• 合計得点が同じ人は，その中で出席番号順にせよ．

グラフの作成

グラフの作成は，「挿入」→「グラフ」で行う．

• グラフの種類は「横棒」
• データ範囲は「番号」から「英語」まで
• 「列内のデータ系列」を選択
• 「最初の列を項目名に」
• タイトルは「成績表」，X軸「出席番号」，Y軸「点数(100点満点)」
• 凡例を表示

さらに，まともなグラフにするために調整が必要．

• Y軸の最大値を「100」に，目盛を「10」に
• 白黒印刷用に，国語を黒色，数学を灰色，英語を白色に

また，後からグラフの種類を変更することも可能である．

• 3D積み上げグラフにしてみよ．

また，必要部分だけを取り出してグラフにすることもある．

• 総合得点で最高点と最低点の二人をとりだして，レーダーチャートを作成せよ．

データの相関

グラフを利用してデータの相関を眺めることもできる．

• 4教科のうちどれか2教科を取り出したとき，いろいろな組み合わせの散布図を作成せよ．
• 正の相関がある組み合わせはどれか
• 回帰直線を引いてみよ．
• 回帰直線の式を求めよ．
• 回帰直線を決定係数を求めよ．

(参考)Gnumericについて

Excelによく似たフリーソフトとしては，授業で使用しているOpenOffice.orgのCalc以外にも，Gnumericがある．Ubuntu Linuxではソフトウェアセンターから検索してインストールできる．Gnumericの特徴は，数学関係の関数がExcelよりも充実している点である．また，Excelには存在して，Calcには存在しない統計的な処理を行うための「分析ツール」の機能のほとんどはGnumericで動作する．

一方で，日本語化やネットワークまわりなどの完成度はまだ低い．