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田村研究室

コンピュータリテラシー1

Computer Literacy 1

2011
6/15

第8回

目標

  • 表の操作続き
  • 数式の入力
  • 画像オブジェクト(写真など)の操作
  • 表計算ソフトの基本的な使い方

タイピング試験(さらに続行)

まだ合格していない人は授業中の空き時間を見計らって,前回同様がんばって,合格した記録画面を作成しせよ.合格点が出たらTAに申し出ること.

  • タイピング実力試験e-Typing(腕試しをクリック)

ワープロソフトの作表機能(続き)

具体例で必要な操作を修得する.次の文書に示してある二つの表を作成してみよう.

セルの結合

上の方の表を作成するには,いくつかのセルを結合する必要がある.

縦書きセル

下の方の表を作成するには,いくつかのセルを結合する必要がある.

その他のワープロソフトの機能

数式エディタ

工学系のレポート作成などにおいては,数式を入力する必要も多い.ワープロソフトでは数式を入力するためのツールが用意されている.

「挿入」→「オブジェクト」→「数式」で数式ツールが起動し,文章中に数式を入力するための枠が開く.

ツールの上半分が選択画面で,「演算」や「等号」,「集合」「関数」「記号」「添字」「括弧」などの分類を選択してから,下半分の具体的な要素を選択する.文章中に表示されている数式の枠内に,選択した演算子などの記号が入力され,演算子の前後に四角い枠が表示される.その枠をクリックして枠内に変数名のaとかxなどを通常どおりキーボードから入力する.

文章画面の下側に数式ツールが作成した数式の定義が表示される部分があり,そこを直接編集してもよい.

挿入された数式は,サイズの大きな文字が一文字挿入されたのと同様に扱われる.つまり文字と同様にセンタリングや右寄せ,左寄せなどもできる.しかし,文字よりも大きいため,改行幅が大きくなるので注意すること.特に,段落書式で「グリッド線に合わせる」にチェックが入っていると,必要以上に改行幅を大きくしてしまうことがある.

  • 練習: 実際に数式を入力せよ.
画像オブジェクトの操作

「挿入」→「画像」→「ファイルから」を選択することで,写真データなどの画像ファイルを文章中に挿入することもできる.

他にも,前に説明したアートギャラリーから,あらかじめ用意されているクリップアートを挿入することもできる.

これらの画像オブジェクトは,クリックすると画像ツールバーが表示されるので,いろそろと操作・加工できる.

例えば明度調整やコントラスト調整,モザイク化などがあったり,左右反転,上下反転,などが選択できる.

また,画像を例えば明度調整やコントラスト調整,モザイク化などがあったり,左右反転,上下反転,などが選択できる.

右クリックして「オブジェクト」あるいは「画像」を選択すると設定用のダイアログが開く.その中にある「トリミング」で画像の一部だけ切り出すことも可能である.

他のソフト作成した画像の取り込み方法

文書に,ほかの図形作成用アプリケーションで作成したグラフィックを作成文書中に取り込むには,前述の画像ファイルを直接取り込む方法の他にクリップボードを経由する方法がある.

クリップボードを経由する方法は,

  1. ほかのグラフィックソフト(など)を起動する.
  2. そのまま図を作成するか,そのグラフィックソフト用の画像データを読み込む.
  3. グラフィックソフト上で,画像をコピーする.
  4. Wordを起動し,作成中の文書を開く.
  5. Wordの上で貼り付けボタンをクリックする.

以上の操作で,文書内に画像が貼り付けられる.後は通常のクリップアートと同様,大きさや位置を調整すればよい.

また,Ubuntuでは「Print Screen」キーを押すと,その瞬間の画面全体をクリップボードに取り込む.クリップボードにこれら画像を取り込んだ後は,前述のとおり文書に貼り付けることができる.このようにスクリーンを画像として取り込むことを,スクリーンキャプチャ(画面キャプチャ)と呼ぶ.

  • 練習: ホームページから何か写真を貼込み,モザイクにしてみよ.
  • 練習: スクリーンキャプチャして,必要な部分をトリミングしてみよ.
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