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田村研究室

コンピュータリテラシー1

Computer Literacy 1

2012
4/11

第1回

目標

  • 1.「コンピュータリテラシー」講義概要
  • 2.パーソナル・コンピュータへのログオン・ログオフ
  • 3.タイプ練習ソフトウェアの利用

授業概要について

準備

本講義ではOS(オペレーティングシステム)としてWindows7を使用する.

また,使用するオフィススイートはMS-Office2010を使用する.

自習の方法

大学の中で自習するには,次のどれかのPCが利用できる.

  • 空き時間の4-108室のPC (UbuntuLinuxのパスワード・WindowsXpのパスワードは授業中指示する.)
  • LCセンターのPC (Windowsを利用するには,次回説明するメールのパスワードが必要.)
  • HR工房のPC (Windowsを利用するには,別途パスワードが必要.) 
  • 持参した自分のノートPC(大学の無線LAN接続が可能)

また,自宅で自習する場合には,MS-Office2010を購入する必要がある.

フリーソフトのダウンロード(自宅PCでの自習用)

4-108室のパーソナルコンピュータ利用方法について

授業で使用するWindowsマシンのパスワードは授業中に説明する.

  • ユーザID: ISEUSER
  • パスワード: 授業中に説明

キーボードについて

一般的なキーボードは次のようになっている.アルファベットや数字だけでなく,記号も配置されている.また,コンピュータへ特別な指示を与えるためのキーが存在している.

記号読み方
.ピリオド,ドット
,コンマ,カンマ
:コロン
;セミコロン
+プラス
*アスタリスク
/スラッシュ
¥円マーク
\バックスラッシュ
-ハイフン,マイナス
_アンダーライン,アンダーバー,アンダースコア
=イコール,等号
<小なり記号
>大なり記号
@アットマーク
%パーセント
!エクスクラメーションマーク
?クエスチョンマーク
#シャープ
&アンド
"ダブルクオーテーション,ダブルクオート
'シングルクオーテーション,シングルクオート
`バッククオート
^ハット
~チルダ

キーボード上にある特殊キー

プロンプト(カーソル)直前の文字を一文字削除現在プロンプト(カーソル)位置の一文字削除
記号読み方そのキーによく割り当てられる機能
ESCエスケープ操作のキャンセルなど
Tabタブタブ記号(8文字分程度の空白)の入力 / 次の入力欄へ移動
Caps Lockキャプスロック大文字/小文字をずっと変化させる
Shiftシフト大文字/小文字を1文字変化させる
Ctrlコントロール制御文字の入力や特殊操作
Altオルト特殊操作
Back Spaceパックスペース
→←↑↓カーソルキーカーソルを移動
Enterエンター入力内容の確定
Insインサート挿入モード/上書きモードの切り替え
Delデリート

タッチタイピング練習

コンピュータを利用する際に,最初の問題となるのが,キーボードを使った文字入力(タイピング)である.コンピュータのキーボードは,俗に「QWERTY」配列などと呼ばれアルファベット文字がわかりにくく配列されている.実は各キーの位置を覚える必要はない.タイプする指を覚えてほしい.

キーボードには「ホームポジション」が存在する.キーボードの真ん中あたりにある「F」と「J」のキーには小さな突起やそのキーだけ深くえぐれているなどの触ってみれば分かるようなマークがつけられている.そのキーに左右の人差し指を軽く乗せてそのまま順番に中指薬指小指ととなりのキーに指を乗せていく.残った親指はスペースキーのあたりに軽く乗せておく.この状態を「ホームポジション」と呼ぶ.

この状態でどの指を動かせばどのキーをタイプできるかを覚えればよい.例えば,「j」を入力したい場合は「右手人差し指」という具合である.このように指で覚えると,後はキーボードを見ることなく,高速にタイプすることができる.この技能を「タッチタイピング」と呼ぶ.日本では俗に「ブラインドタッチ」と表現されることもあるが,これは日本でしか通用しない和製英語である.

タッチタイピングはひたすら練習して体に覚えこませる以外に習得する方法はない.練習には市販やフリーのタイピング練習ソフトなどを使用することを推奨する.個人差もあるが,大抵の人は,一日1時間程度の練習で一週間もあれば指を覚えることが可能である.そのまま続ければ一ヶ月で上級者になれる.一度覚えてしまえば,体で覚えた技能なので,一生忘れることはない.文章作成も手書きよりも速く作成できるようになる.

ポイント
  • キーボードは見ないで打つ.(指で覚える)
  • 最初はホームポジション
  • 休憩をとりながら10分ずつ練習
  • 早さより正確さ(結果的にミス無の方が早い)
  • 指を覚えるまでは,毎日練習
タイピングの練習(中部大学の鈴木先生のページ)

授業では,オンラインで練習できるサイトを使用する.例えば下記がある.