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田村研究室

コンピュータリテラシー1

Computer Literacy 1

2011
6/22

第9回

目標

  • 表計算ソフトの基本操作
  • 表計算ソフトの操作に慣れる

タイピング試験(さらに続行)

まだ合格していない人は授業中の空き時間を見計らって,前回同様がんばって,合格した記録画面を作成しせよ.合格点が出たらTAに申し出ること.

  • タイピング実力試験e-Typing(腕試しをクリック)

Calcを使ってみよう

現代のコンピュータでは,Spread Sheet(表計算ソフト)が世界中で使用されている.表計算ソフトの中で代表的なものがMicrosoft社のExcelである.ここではそのExcelとデータ互換であるフリーソフトのOpenOffice.orgのCalcの操作を学ぶ.

表計算ソフトはディスプレイを見ながら,キーボードやマウスからコンピュータへの指示や入力を行う対話型の処理が基本となっている.また,このような対話型による非手続き型の処理でありながら,さまざまなデータ処理に対応できる強力な機能(表計算機能,グラフ機能,データベース機能)を持っている.さらに必要があれば,複雑な処理手続きを自動的に繰り返し行うための手続き機能(プログラム機能,マクロ機能)も用意されている.

今回は,とりあえずCalcの操作に慣れることを第一の目的とする.

表計算ソフトとは

表計算ソフトとは表計算機能,いわばコンピュータで集計用紙を作成する機能を有するソフトウェアである.ダン・ブルックリンが最初の表計算ソフトとしてビジカルクを作成して以来,Lotus1-2-3や本章で紹介するExcelなど様々な表計算ソフトが作成されてきた.ビジカルクが作成された時代よりも,今日のパーソナルコンピュータのハードウェア,ソフトウェア両面における飛躍的な技術の発展により,表計算ソフトは単に表計算機能だけではなく,データベースやグラフ処理といった機能も合わせ持つ多機能型のソフトウェアとなった.いわゆる表計算ソフトは,今やパーソナルコンピュータに不可欠なソフトである.

Calcの基本操作

画面構成

Calcは,ワープロソフトと同じくアプリケーションの一つであり,同様にメニューから起動する.Calcが起動すると,白紙の初期画面が表示される.

ワープロソフトと同様なウィンドウの中に,マス目が表示されている.この一つ一つのマス目を「セル」と呼ぶ.Calcでは最大で横255列×縦65535行のセルを使用することができる.このたくさんのセルの中から,特定のセルを指し示すために「A」列「1」行目のセルを「A1」と呼ぶことにする.同様に「C3」や「H16」などのようにセルを区別する.

  • メニューバー
  • ツールバー
  • 数式バー
  • アクティブセル
  • スクロールバー
  • ヘディング