■Javaによる画像処理■

■田村研での画像処理プログラムについて■

田村研では,プログラム開発にJavaを使用することとします.

本来,ロボットビジョンの分野ではロボットに搭載されるような小型コンピュータの処理能力が低いため,C言語によって性能をぎりぎりまでチューニングすることが必要とされています.また,intelが開発し現在はオープンソースとして配布されているOpenCVなど既存の画像処理ライブラリや,画像処理用の専用ハードウェアに付属する開発環境もC言語を前提としているものが多いです.

なぜJavaなのか

しかし,C言語よりもJavaの方がプログラミング自体は楽に行えます.Javaも改良が進み,現在のPCを前提とするならば処理速度に不満が生じることはあまりなくなってきました.そこで,田村研の研究ではJavaにより画像処理プログラミングを行い,動作を確認し,必要なときだけC言語に移植することにします.

教科書に記載されているような基本的な画像処理プログラムは,田村研の画像処理ライブラリとしてまとめてありますので,そこから先のロボットに必要となる処理の部分だけを実現すればよいようになっています.