トップへ
田村研究室

コンピュータリテラシー2

Computer Literacy 2

2010
9/28

課題01

モンテカルロシミュレーションで円周率を求める

モンテカルロ法に従って,円周率を求めよ.中心の座標を(0,0)として半径1の円とそれに外接する1辺が2の大きさの正方形を考えた場合の手順を示す.これに従うこと.

(1) シート上に[-1,1]の範囲の乱数を2組10個づつ,計20個生成せよ.

  ヒント: 乱数を生成するExcelの関数がある.ヘルプを活用して関数を探すこと.また[-1,1]の範囲の乱数は,0から2の乱数を生成し,1を引けば作ることができる.

(2) 上記2組の乱数を(x,y)として10個の座標だと考える.その10個の座標中に,中心(0,0),半径1の円の中の個数を数えよ.この円の式は x×x + y×y = 1 である.

  ヒント: if関数を使って(x,y)が円の中かどうか判定し,TRUEかFALSEを値とせよ.そうすると,あるセル範囲の中の,特定の値(例えばTRUE)の数を数えるExcel関数もあるので数が数えられる.

(3) 円の面積と,円に外接する正方形の面積の比 a を求めよ.

  ヒント: 円内に入っている数と,全部の比を求める.上記の説明のところを参照.

(4) 円周率を求めよ.

  ヒント: 説明のところにずばり求め方が書いてある.

(5) 乱数の数を50,100,500,1000,5000,10000と順次増やして,同様に円周率を求めよ.

(6) 乱数の数と,求めた円周率のグラフを作成せよ.

  ヒント: 徐々に3.141592…に近づく数をグラフにする場合,グラフの種類には何がが適切か.

(7) 自分の考察に必要な,その他の計算を行い,最終的にレポートとしてまとめよ.

■締め切り■

10/19まで

■提出方法■

  • Word文書ファイルとして作成
  • 図表も貼り込んでおくこと
  • 次のネットワークフォルダへコピーすること
  • 提出先: 授業中指示
  • ファイル名は k01自分のメールユーザ名.docとすること(ケーゼロイチ...)