2024.10月 足立研究室で幸手団地のカフェを制作したようすが動画で公開されました生活環境デザインコースの足立研究室では、2021年より幸手団地の子育て支援カフェ「元気スタンド ぷれいス」の内装と家具のデザインを行なっています。 このカフェは、団地で高齢者のコミュニティ喫茶「ぷリズム」、お惣菜屋さん「ぷライス」を運営しているNPO元気スタンドによる3つ目のプロジェクトで、子育て世代の活動・交流の場であるとともに、子どもたちの居場所となるような場所づくりを目指したものです。 大掛かりな内装や設備の工事は工務店さんにお願いしましたが、家具や内装の制作は学生たちが考えて作り、現場に設置するところまでを実際に行なっています。 そのようすを記録した動画がYouTubeに公開されましたので、ぜひご覧ください。 貼り付けてある動画のリンク 親子の居場所に授乳室を設置 日本工業大学の学生が大型家具を製作【元気スタンド・ぷれいス】 関連動画(昨年度の制作のようす) 元気スタンド・ぷれいス 日本工業大学の学生との連携プロジェクト |
2024.5月 建築学科棟エントランスホールの家具と内装を制作しました写真にマウスを乗せると写真が切り替わります。 2023年度の「生活空間の設計II」の授業で3年生が実施していた、建築学科棟エントランスホールの制作がようやく完成しました。 この空間は2009年度、2011年度にも掲示板や模型展示スペースを授業で学生が制作しましたが、もっと良い空間にしたい!という希望のもと、今年の授業における制作実習の題材とすることになりました(毎年学内のいろいろなところを対象に家具や内装で場所づくりをおこなう実習を行なっています)。 まず、天井に吊られていたスチールのメッシュを取り外し、半透明の素材で作ったルーバーを吊るすことで、奥の照明の光が拡散した明るい空間になりました。また、何もなかったフロアには、ベンチとカウンターを並べることで、学生たちが留まり佇むことができる居場所にしました。このベンチとカウンターは、建築学科に関連するキャンパス内の建物の形と配置をもとにデザインされています。天井から外したメッシュを用いたサインをベンチの上に吊るすことで、全体が立体的な案内サインになっています。 何をつくるか考えるところから始まり、デザインを検討し、作り方を考えて実際に製作するというのは、貴重な経験でした。思うように進まなくて時間はかかりましたが、完成したときの達成感、そして使われているのを見たときの喜びは大きなものでした。 |
2024.4月 新入生が一泊二日のフレッシュマンキャンプを行いました写真にマウスを乗せると写真が切り替わります。 新入生と教員および上級生有志で4月8日〜9日に1泊2日のフレッシュマンキャンプを行いました。 今年のキャンプでは、代々木にある国立オリンピック記念青少年総合センターを拠点に、まず1日目は原宿・表参道・青山エリアのフィールドワークを行いました。グループに分かれて「ファサードを集める」、「シークエンスを捉える」、「街と建築の間を捉える」、「街のなかの居場所をみつける」、「土地の歴史と地形を捉える」というテーマで街と建物を観察し、地図にプロットしながらみんなの気づきや感想を共有しました。 2日目は国立代々木競技場(設計:丹下健三)の見学を行いました。当時における最先端の技術や建築家の構想を感じながら、ダイナミックな構造がつくり出す空間を堪能しました。 宿泊してフレッシュマンキャンプを行うのは、コロナ禍前の2019年以来5年ぶりでしたが、フィールドに出て街や建物を体感するとともに、これからの大学生活を共に過ごす学生どうし、あるいは学生と教員が交流する時間を持つことができました。 |
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