2009
4/27
卒研の流れ
春休み中の作業
- 先輩の卒論発表日の前日の作業
- 抄録代として1000円徴収,抄録受け取り
- 研究室内の係を決定(卒研世話人・副世話人・ISO学生協力員・卒業アルバム委員・工友会幹事・買い物係・コンパ係など)
- 大掃除日決定(4年生私物持ち帰り)
- 追い出し会の日時決定
- 研究室入室日決定,鍵の管理と下駄箱について
- 先輩の卒論発表
- 抄録持参.少なくとも先輩の発表を全部聞く.
- 研究室入室日(追い出し会の後・卒業式の前後)の作業
- 下駄箱決定
- 席決め
- マシンと新品HDD受け取り
- HDD取り付け
- Ubuntu Linux のインストール(ネットワーク設定,Java設定,Eclipseインストール)
- 田村研カレンダーの登録と使い方
- 三月の最終週の作業(健康診断の日まで)
- Java入門教室,研究計画書提出まで全課題の完成が卒業の条件
- 新4年生オリエンテーション後
- 成績表・振替科目表を見ながら卒業単位確認
- 自分の時間割作成
- 田村研の週間スケジュール作成
年間予定
月 | 学科予定(公式) | (9月卒業) | 研究室予定 |
---|---|---|---|
3月 | 研究テーマ確定・関連研究の調査 | ||
4月 | 中間報告書提出(下旬) | テストプログラムの作成 | |
5月 | 研究計画書提出(中旬) | ||
6月 | |||
7月 | |||
8月 | 中間発表(月末) | 抄録・卒論提出(下旬),発表会(下旬) | |
9月 | 中間報告書提出(下旬) | 卒業式 | プロトタイプの完成 |
10月 | |||
11月 | システムの完成 | ||
12月 | 評価実験 | ||
1月 | 抄録提出(下旬) | 研究計画書提出(第3木曜) | 卒論下書きチェック |
2月 | 卒論提出(中旬)・発表会(1週間後) | 発表練習/最終リハーサル | |
3月 | 卒業式 | 学会発表 |
毎週の予定
対象 | 内容 | |
---|---|---|
報告会 | 全員 | その週やったこと、次週の目標 |
設計会議 | チーム別 | 研究内容の詳細 |
卒研の公式提出書類と卒研発表会
各提出物は、遅くとも学科の締め切り10日前には田村へ提出
(卒論そのものの場合は下書き段階でよいので一ヶ月前に提出)
田村から修正点を聞いて数回は書き直しが必要、最後に田村がOKしたものを学科へ提出
研究計画書(田村研での決まり)
5月に提出.A42枚以上、文字10から11ポイント
- 研究の背景 その分野にはどんな問題があって、解決できたらどれほど便利か
- 研究目的 解決すべき課題を具体的に設定、そして何をどこまでやるか
- 用いる手法・アイデア
- 関連研究
- 研究計画 課題をどうクリアするか具体的に段階を提示、そのスケジュール
- 作業分担 各人がどう研究内容を分担するか
中間発表
8月くらいに中間発表.発表の注意に関しては下記の卒研発表と同様.
中間報告書(田村研での決まり)
9月に提出.中間発表内容のまとめ.本物の卒論形式で書けるところまで書く.10ページ以上
- 研究の背景
- 研究目的
- 用いる手法・アイデア
- 関連研究
- 実装したシステムの詳細
- 現段階での動作(実験まで含められればなお良し)
- 予想される結論
- 残っている課題と今後の見通し
抄録
次の卒論の要約、目次構成は同じものだが各章の要点を短くまとめること
購入した前年度の抄録集を参考のこと
卒論発表会の時の審査に使われるので、ある意味一番重要
卒業論文(田村研の決まり)
内緒の話: 本文30〜50ページはないと格好がつかない.少なくとも付録より本文が長いこと
- 研究の背景
- 研究目的
- 用いる手法・アイデア
- 関連研究
- 実装したシステムの詳細
- 評価実験
- 結論
- 付録(プログラムリストなど全部)
卒業論文提出時のファイル(紙をはさむやつ)は,サービスセンターで「コクヨ フ-550G(グリーン)」を各班で購入すること.
卒論発表会
発表形式は次のどちらか
- 口頭発表12分(講演8分、質疑応答4分)
- ポスター発表60分(ふらっと訪れる審査員の質問に適宜答える、デモ中心)
口頭発表は一回経験しておいた方がよい。ポスター発表は、システムの出来に自信がありみんなに見てもらいたいとき選択
中間発表/卒研発表スライド作成上の注意
- 文字サイズはPowerPoint標準か,それよりやや小さい程度
- 文字色と背景色はコントラストが高くなるように選択
- 2分でスライド3枚程度が目安,8分なら12から15枚ぐらい
- 最初にタイトル 題目・発表者氏名・研究室名・発表日など
- 二枚目に,問題・背景の説明
- 三枚目に目的
- 最後にまとめのスライド(目的から結果まで簡潔に)
- どのスライドにも必ず適切な見出しを付ける.
- ヘッダ・フッタに割り当てられたテーマ番号を入れる
- ヘッダ・フッタにタイトルとページ番号を入れる
- 箇条書きにすること.キーワードを並べる
- 体言止めにすること.「である」「。」などは書かない.
- 表よりもグラフ
- 図や表の見出しは不要,その分大きく表示
- アニメーション効果は原則として1スライドにつき1つ程度
中間発表/卒研発表会での注意
- 少なくとも3回リハーサルすること.
- 発表原稿は暗記すること
- どうしても暗記できなければ,発表原稿(メモ)を用意してもよいが,観客を見ながら(観客と目を合わながら)発表すること.
- その場合の発表メモには,(ここで画面を指さす)(ここで一息いれて,観客を見渡す)など動作も入れておくこと.
- その動作の部分は,赤くしたりしてすぐ目に入るようにしておくこと.(原稿から目を離してもすぐその場所がわかって,次の行から発表を再開できるように)
- 大きく.はっきり発表すること
- 時間厳守(8分)
- 最後,まとめのスライドを映したまま質疑すること(田村研の流儀)
卒論の判定について
提出された卒論と、発表会の内容で決定
発表会の審査員は複数の教員、抄録集を見ながら審査 → 抄録重要
卒論では指導教員は1人だけ(マスターでは3人、ドクターでは5人程度)
指導教員の評価の比重が重いものの発表会審査員の先生の評価で判定(田村の独断では合否が決まらない)