##### UNIX講座 #####
〜vi・初級編〜
HoreDoreの「
これであなたもviマスター!!
」
第9回
vi山で挿し木と接ぎ木を!
〜行の分割と結合〜
前回は、草花の植え換えの方法を勉強しました。
今回は、vi山を綺麗にする、基本となる最後の道具を勉強しましょう。
今回は二つ勉強するわけですが、その一つは今までの応用です。
それは、
挿し木
(
行の分割
)です。
これは、行の途中に「
[RETURN]
」を入力することにより分割することができます。
つまり、
分割したい場所に
カーソルを移動
する。
「
a
」または「
i
」を使用して、入力モードにする。
「
[RETURN]
」を入力して、
行を分割
する。
「
[ESC]
」を押して、
入力モードを解除
する。
という手順になります。
これで、1行(
枝
)を分割して2行に(
挿し木
)することができました。
今回勉強するもう一つは、
接ぎ木
(
行の結合
)の道具です。
接ぎ木をするには、「
J
」(
大文字のジェイ
)という道具を使います。
(*1)
本木(行)にカーソルを移動し、「
J
」を入力します。
するとあら不思議! カーソルがある行の
下の行
が、一瞬にしてくっついてしまいました。
この時カーソルの位置は、行の中ならどこにあっても、行を結合する事ができます。
また、間違って分けてしまった枝(
行
)も、「
J
」ですぐに元に戻ることも覚えましょう。
この
挿し木
の方法と
接ぎ木
の方法は、対にして一緒に覚えておくと便利に使用することができます。
それでは、次回は最終回です。この際ですから、機械でも導入しましょうか。
ではでは。(^_^)/
*1
小文字の「
j
」はカーソルを移動する道具です。
ゆっくりと緩やかな坂を登るか、急な険しい崖を登って行くかは、これを読んでいるあなたしだいです。
UNIXについては本講座でも最低限の事は説明致しますが、さらに詳しく知りたい方は、UNIXの専門書を読むことをお勧め致します。
第9回 「
vi山で挿し木と接ぎ木を!!
〜行の分割と結合〜
」
を お送りいたしました。
次回、最終回
は 「
vi山へ機械を導入?!
〜同じ作業の短縮〜
」
を 予定しております。
Narrator : Hore Dore
Presented by BAY'S HOUSE
(( yoshioka@nit.ac.jp )) -@=@-
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