##### UNIX講座 #####

〜vi・初級編〜

HoreDoreの「 これであなたもviマスター!! 」

 第5回 

vi山の草刈だ!
〜文字の削除〜

 前回は、vi山に草花を植える方法を勉強しました。
 2種類のスコップ、「a」「i」があり、それぞれちょっと使い方が違いましたね。覚えてくれましたか?
 今回は、vi山の草花を綺麗にするために、いらない雑草を刈り取る方法を勉強しましょう。
 実は今回は簡単です。
 いらない草の所まで行き(文字の上にカーソルを移動し)、

x

 を入力します。すると、あら不思議。そこの文字は消えてなくなってしまいます。
 これを繰り返すことによって、いくらでも、何文字でも消すことができるわけです。
 でも、「x」を繰り返し行なっていて、ちょっと知っている人なら必ずやってみてどうしてもできないのが、「リターン」という名の雑草を消す、ことです。
 これは、「x」では絶対無理ですが、方法はあります。
 この「リターンを消す」、つまり、行をつなげる方法は、第9回で説明しますので、楽しみに待っていてください。

 簡単ですが、今回は「x」という雑草を刈る道具を勉強しました。
 あまり簡単なので、たくさん押しすぎて、雑草でないものまで刈ってしまいがちなので十分注意しましょう。簡単な道具ほどケガしやすいですからね。

 それでは、次回は、大きな木の伐採でもしましょうか。


 ではでは。(^_^)/

ゆっくりと緩やかな坂を登るか、急な険しい崖を登って行くかは、これを読んでいるあなたしだいです。

UNIXについては本講座でも最低限の事は説明致しますが、さらに詳しく知りたい方は、UNIXの専門書を読むことをお勧め致します。

第5回 「 vi山の草刈だ! 〜文字の削除〜 」
    を お送りいたしました。
次回は 「 vi山で伐採を! 〜行の削除〜 」 
    を 予定しております。 

Narrator :  Hore Dore  
Presented by BAY'S HOUSE
(( yoshioka@nit.ac.jp )) -@=@-

 UNIX講座目次  パーソナルPAGE