##### UNIX講座 #####

〜vi・初級編〜

HoreDoreの「 これであなたもviマスター!! 」

 第3回 

vi山を歩き回ろう!
〜カーソルの移動〜

 前回までに、vi山の入口に立つことができるようになりました。
 それでは、今回は、まず歩くことを覚えましょう。
 まず、最初に覚えて欲しいのは、「下」に動く(カーソルを下に移動させる)ことです。これは、「」です。「小文字のジェイ」です。
 ここで、さっそく敵が現れます。
 そう。「見えない」敵です。
 「j」を入力しても、その「j」は画面には表示されないので注意してください。
 しかし、「チルダの森」の中では、あなたは全く身動きがとれません。
 それもそのはず。動く場所が無いからです。

 「チルダの木」以外の草木が、あなたが動ける場所です。
 移動の方法は、

移動移動
移動移動
 (小文字のエィチ) (小文字のジェイ) (小文字のケィ) (小文字のエル)

 です。しっかり覚えましょう。

 ここで、覚え方の例を1つ。

 「h」と「l」は良いとして、「j」と「k」がどっちが「上」で、どっちが「下」かが、良くわからなくなるキーです。

 ここで、中学校の時に、アルファベットの書き方の練習の時に使用した、1行に4本の線の引いてある、英語用のノートを思い出してください。






 こういうやつです。

 で、「j」と「k」を思い出してください。
 「」は基本線から「」に出ますね。viの移動も「」は「」です。
 「」は「」の欄まで出ますね。  viの移動も「」は「」です。

 という風に覚えてみてはいかがでしょう?

 これで、vi山は、自由に歩き回って探索できるようになりました。

 それでは、次回は、vi山に「チルダ」の木以外のものを、植えてみましょうか。


 ではでは。(^_^)/

ゆっくりと緩やかな坂を登るか、急な険しい崖を登って行くかは、これを読んでいるあなたしだいです。

UNIXについては本講座でも最低限の事は説明致しますが、さらに詳しく知りたい方は、UNIXの専門書を読むことをお勧め致します。

第3回 「 vi山を歩き回ろう! 〜カーソルの移動〜 」
    を お送りいたしました。
次回は 「 vi山に草花を植えよう! 〜文字の入力〜 」
    を 予定しております。 

Narrator :  Hore Dore  
Presented by BAY'S HOUSE
(( yoshioka@nit.ac.jp )) -@=@-

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