【事例演習3】 オブジェクト管理

この事例演習では,オブジェクト指向プログラミングの概念を理解する上で基本となるオブジェクトの生成・消去の仕組みについて,主記憶領域の空き領域管理の側面から理解する.


【 オブジェクト管理技術はどこに役に立つか 】
  1. オブジェクトの管理技術は,記憶領域の有効利用の意味において,データベースや人工知能等の背後にある基本機構と共通する側面をもっており,その仕組みを理解することは,効率的なプログラムを設計する上で重要である.
  2. データ管理をリンクドリストによって上手に利用して資源管理を行う技法は,実際のアプリケーションシステム開発(例えば配送品在庫管理システム,製品出荷管理システム等の開発)で頻繁に用いられるテクニックであり,それらのプログラム設計を行う上で必要な基礎知識の一つになっている.

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