【事例演習2】 最短経路探索

この事例演習では,プログラム設計の具体的な応用事例として最短経路探索問題を取上げ,実際にプログラム設計を行っていただく.同時に,ネットワーク全体と最短経路上を動く実体を3次元CG化して,ビジュアルに表示するプログラムを作成する.


図3次元CG表示したネットワークと最短経路上を動くトークン


【 最短経路探索はどこに役立つか 】
  1. 「カーナビゲーション・システム」等の最短距離で到達できる経路探索に用いられるアルゴリズムであり,ほかに以下のような応用も考えられる.
  2. ノードを通信ネットワークの中継拠点と捉え,距離を通信回線のトラフィックの混雑度として捉えると,最も混雑度の低いネットワーク経路の選択に用いることもできる.
  3. ノード間の距離を各通信ノード間のエラー発生率と捉えると,最も信頼性の高い(すなわち,エラー率の最も低い)ネットワークの経路選択に対しても応用できる.

戻る