指点字

ゆび てんじ

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 指点字とは、盲聾(もうろう)者(目と耳の両方が不自由な人)との、コミュニケーションの手段の一つです。
 指点字は、相手の手(指)の甲に、自分の手(指)を乗せ、指で叩く事によって、会話をします。
 指点字の叩き方は、点字のそれぞれの「」をそれぞれの「」に対応し表現しています。
 これは、「点字タイプライター」の指使いと同じで、盲聾者の指を、点字タイプライターのキーに見立てて、コミュニケーションを取る方法です。
 しかし、点字タイプライターには、「ライトブレーラー(日本製)」と「パーキンスブレーラー(米国製)」の2種類があり、キー配置が違う為、指点字でもそれぞれ「ライトブレーラー式」「パーキンス式」と呼ばれ、区別されています。
 一般的な、「点の名前」と「」の対応を次に示します。
 ※注意※私の勉強不足の為、これがどちらなのかはわかりません。ごめんなさい。

_左手__右手_
1の点人差し指  ●●  人差し指4の点
2の点中指 ●  ● 中指5の点
3の点薬指●    ●薬指6の点

 うまくコミュニケーションを取るには、叩く時に、点字の分かち書きを意識し、言葉と言葉の間で、必ず一呼吸間を取る事が大事です。
 また、相手の、指点字の認識スピードに合わせて(早すぎず)、叩く事は、最も基本的な事です。


Yoshioka-@=@- ( yoshioka@nit.ac.jp )