点字の規則

てんじの きそく

●●       ●   ●    ●   ● ●●
●●  ●  ● ●● ●     ●  ●●   
●  ●●     ● ●      ●  ●  ●

 点字は、6つの点で、一文字が成り立っていることは、点の呼び名のページでお話ししました。
 ここでは、「かな文字」と「点字」の違いについて、お話ししたいと思います。

市販されている本などを読むと、点字の6つの点を「マス」と呼び、数え方は、「1マス、2マス、3マス・・・」と数えます。
しかし、当サイトでは、かな文字と同じように、「1字、2字、3字・・・」または「1文字、2文字、3文字・・・」と呼びますので、注意してください。

 一般的な書き方は、かな文字と変わりません。
 ただし、次のことがかな文字と違いますので、規則として覚えておきましょう。

  • ゛(濁点)」「゜(半濁点)」は、1文字で書きます。
  • ゛(濁点)」「゜(半濁点)」は、濁点、半濁点を付ける文字のに書きます。
  • 助詞の「」と「」は、それぞれ「」「」と表記します。
  • 」でのばす発音の時は、「長音(ー)」で表記します。
  • ゃゅょぁぃぅぇぉ(拗音)」(小さい文字)は、拗音が付いて発音される文字と前後逆(拗音が付いて発音される文字の)に書きます。
     詳しい書き方については、「50音表」と、トップページの「覚え方の秘訣 〜その4〜」を参照しましょう。
  • 記号」(、(読点)・(中点)など)のは、一文字空けます。
  • 。(句点)」のは、2文字空けます。
  • カタカナの区切り文字としての「・(中点)」は、省略し、代わりに一文字空けます。


yoshioka-@=@- ( yoshioka@nit.ac.jp )