日本工業大学
情報技術センター
メーラを使ってCSVファイルを送ろう!
表計算ソフト(エクセルなど)などを使用して作成したデータファイル。相手に渡すのにメールで送りたいけど、同じソフトを使ってないかも知れない。そんな時は、「CSV形式」で送りましょう。
CSV形式とは、「 Comma Separated Value Format 」のことで、つまり、1項目づつがカンマで区切られた可変長データレコードのことです。
この形式(フォーマット)は、どんなソフトでもサポートしています。
「それじゃぁ、保存する時にCSVで保存して、メーラのファイル添付機能を利用して送ろう。」
と、簡単に思ってはいけません。
ここで一つ落し穴があります。
相手が添付ファイルを見ることができるメーラを使っているとは限らない、ということです。
「それじゃぁ、CSVで保存しても意味無いじゃん。」
と、思うかも知れませんが、実は、添付ファイルを見ることができないメーラを使っている人でも、添付ファイルをちゃんとデータとして読むことができる方法があります。
それは、添付するファイルの「拡張子を消す」という方法です。
以下、メーラの添付機能を使ったCSVファイルの送り方です。
- 表計算ソフトで保存の時に「別名で保存する」などを選びます。
- 保存する時のファイルの種類を「CSV」にします。
- ファイルマネジャなどのファイル管理ツールで、今保存したファイルを選びます。
- ファイル名を変更する方法で、「CSV」などと付いている拡張子を、削除します。
※この時、ファイル管理ツールでは、拡張子を表示する設定になっている必要があります。
- これで、メーラの添付機能を使用しても、メーラが勝手にコンバートすることはなくなるので、誰にでもこのファイルを送ることができるようになります。
※メーラは「MIME」や「uuencode」などによって、添付ファイルを勝手にコンバートする癖があります。ただし、テキストファイルはコンバートしません。拡張子をとることによって、コンバートが必要かどうかを、メーラに判断させます。
(( yoshioka@nit.ac.jp )) -@=@-